ご祈祷・ご供養について
【※ご祈祷・ご祈願について】
当山では真言宗・修験道に則ったご祈祷・ご祈願を執り行って
おります。毎月28日当山護摩堂にてお不動さまのご縁日の
お護摩をお勤めいたしております。
(原則、平日は午後一時半より、土日祝祭日は午後六時半より)
どうぞご自由にお参りください。
添護摩木…一願200円
特別祈願(木札・ご祈願に応じたお守り付き)…一願5000円
※護摩祈願の受付は28日当日においでください。
また随時諸祈願も受け付けております。(※要電話予約)
【※ご供養・ご回向について】
葬儀、年忌供養、水子供養などのご供養も執り行っております。
お位牌・ご遺骨の永代供養等のご相談もお気軽にどうぞ。
(※要電話予約)
【※特定の寺院とご縁の無い方へ】
急なお葬式・もしもの時・菩提寺をお持ちでない方へ
観音寺では特定の寺院とご縁のない方(檀家以外の方)も
通夜・葬儀、回忌法要も承ります。
昨今特定の寺院とご縁の無い方が
「菩提寺を持っておらず、観音寺にお願いしたい」
「真言宗の葬儀でお別れしたい」
「県外から出てきていて真言宗だが特定の菩提寺がない。」
などの不安があり観音寺にて通夜葬儀、回忌法要をして
頂きたいという方がおられます。
通夜葬儀の場合、 葬儀社がお決まりでなければ、
こちらからご紹介することもできます。
葬儀社がお決まりでしたら、観音寺を指定して頂き
通夜葬儀を執り行います。
菩提寺をお持ちでなく、様々な理由がありますので、
戒名授与やお布施の事はご相談に応じます。
年忌法要の場合、こちらからご自宅や会館などにお伺いし
御供養をする、観音寺の本堂で年忌法要をしたい
(使用料は頂きません)どちらでも可能です。
ご相談に応じますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
【※当山の永代供養について】
昨今、メディアの影響で永代供養の問い合わせが
多くなってまいりましたので当山の永代供養の方針に
ついてお話いたします。観音寺では以下の二つの条件の元、
お遺骨及びお位牌をお預かりいたしております。
① お家の後継者がいない。
まず、「永代供養」とは何でしょうか?
最近ではこの言葉が独り歩きし、「お手軽な供養」
「コストのかからない供養方法」のようにとらえられて
いますが本来、先祖の祭祀・ご供養はそのお家の方
(子供・親族)が継承し続けていくことが最も良い形であり
家門繁栄・子孫長久の基礎です。
しかし、「様々な事情で子供や親族に祭祀・ご供養を
引き継ぐ者がいない。」という場合、ご当家に代わり
菩提寺や法縁の寺院が祭祀・ご供養するという
「無縁仏を出さない為の最終の救済手段」が永代供養なのです。
② お家の宗旨が真言宗であること。
観音寺は弘法大師さまの教えを伝え、広める真言宗の寺院です。
お大師さまの教え、法儀を以て日々のご祈祷・ご供養を
執り行っております。
今現在他宗や他宗教の方、また真言宗の方でも他のお寺の
お檀家さまのお位牌やお遺骨は基本お預かりいたして
おりません。
お寺が違う、宗旨が違うということでボタンの掛け違い、
様々なトラブルの原因にもなります。お寺もご当家さまも
お互いが気持ちよく快くお預かり、お参りできる環境である
ことが第一ですのでこの点ご了承ください。
以上が観音寺の今現在の永代供養の考え方です。
難しく了見が狭いと感じられる方もいらっしゃるとは
存じますが重ねて申し上げますがあくまで後継者が
いらっしゃらない方のたちの為の最終の救済手段で
あるのが永代供養であり、最近のメディア等で手軽な
供養方法のように喧伝されているのが残念でなりません。
お家の仏壇、神棚、お墓に手を合わせること、
守っていくことは自分が一人ではなく家族や先祖を
はじめ多くの命に生かされていることを知る第一歩です。
祈りは自分だけではなく他者を大切にする心につながります。
私は問いたい、お祀りが難しいとか子供たちの負担がと謳い
それを盾にお家の祈りの灯を消してしまっていいんですか?
ご自身と縁のある神仏やご先祖は邪魔者ですか?
お仏壇や神棚、お墓はいらないものですか?
どうか上辺だけの耳触りの良い綺麗な言葉や文句に騙されて
昔から続いてきた身近な生活の中の祈りを捨てないでください。
ご相談はいつでもお受けいたします。
もう一度永代供養についてよく考えてみませんか?