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当山は高知県で唯一、信州善光寺のご分身をお祀りするお寺です。
観音寺は寺号のとおり、昭和初期に照蓮阿闍梨が開かれて以来『観音信仰』のお寺であります。
歴代住職もその思いを受け継ぎ第3世妙純阿闍梨は
現本堂建立の際一階に高知県からはお参りに向かう
ことが難しい観音巡礼の根本霊場・西国三十三所
より境内のお砂を持ち帰られ「大悲山西国三十三所
お砂ふみ道場」を開創されました。
そして現住職はお砂ふみ道場の再整備を図り、
ご開山以来多くの方々に仏さまとりわけ観音さまとの
ご縁を結んでいただき混迷の時代に心安らかな日々を
という願いから観音菩薩の本地仏であり、観音巡礼の
満願所である信州善光寺より高知県下の寺院では
初めて日本最古の佛であるご本尊「一光三尊阿弥陀
如来」さまのご分身を令和3年2月にお迎えし「お砂
ふみ道場」の正式名称を『善光寺堂』と改めました。
また同年6月には全国223の信州善光寺とご縁の
ある寺社にて構成される『全国善光寺会』に加盟し、
日本一新しい『令和・土佐の善光寺』となりました。
善光寺堂の床下には西国三十三所霊場の各お砂が
納められています。お砂を踏み、各札所のご本尊さま、
善光寺如来さまにお手を合わせて頂くことにより深く
仏縁を結び、混迷する世相の中、日常生活の中で疲れ
傷ついた心を癒し、明日への希望の活力になればと
お祈りする次第です。
合掌
★当山の善光寺如来さまは信州善光寺のご本佛にならい、
普段は秘仏となっております。年に一度、春のお彼岸の期間に御開帳致しております。(お砂踏みは年中いつでもお参りできます。)
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