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霊峰石鈇山(いしづちさん)

とは

 前は神 後ろは仏 極楽の
    よろずの罪を くだく石鈇 ~

 

 西日本最高峰・石鈇山(石鎚山)は、四国のほぼ中央、愛媛県西条市にあり今を去る千三百年の昔修験道の開祖・役行者神變大菩薩(えんのぎょうじゃ・じんべんだいぼさつ)により開かれた修験道の道場であり、日本七霊山の一つに数えられ古来より多くの人々の信仰を集めています。

 

 昔、役行者尊石鈇山頂上・弥山(みせん)に於いて、御修行の際、頂上の霊巌に阿弥陀三尊(又は釈迦三尊)の化身である三体の石鈇山大悲蔵王大権現(いしづちさんだいひざおうだいごんげん)が出現され、阿弥陀三尊と蔵王大権現を刻み、中腹の常住(じょうじゅ)(現在の中宮成就社)石鈇山前神寺(いしづちさんまえがみじ)を開かれたのが石鈇山のはじまりです。

 

 後に石仙(せきせん)光定(こうじょう)という修行者を始め 特に弘法大師は石鈇山にて二度の御修行をされ、伽藍を整備し、前神寺を四国霊場第六十四番札所と定められました。

のちに頂上・石鈇山社、中腹に常住・奥前神寺、山麓・里前神寺が確立し、長く神仏習合・石鈇山修験道の根本道場として栄え、明治初年の神仏分離以後、山の名前は「石鈇山」より「石鎚山」となり、現在では石鎚神社・前神寺・横峯寺・極楽寺一社三寺が中心となりそれぞれの先達・信徒を擁し、七月一日より十日までの「お山開き大祭」を中心に石鈇信仰を伝えています。

 

 

 

※ 当講社では「石鎚山」の表記を神仏分離以前の山号で

  ある「石鈇山」にて採用してあります。

《 石鈇山大悲蔵王大権現 》

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